15年ぶりにキーボードを買い替え。ノートPC派がikbc CD108HB+の茶軸を使ってみた

木目のデスクに置いたikbc CD108HB+を斜め上から撮影した写真

キーボードを買い替えました。前に使っていたMicrosoft Arc Keyboard(J5D-00032)は、たぶん15年くらい使っています。

ここ10年ほどは自宅でも会社でもノートPCが中心。フルサイズのメカニカルキーボードを自分の机に置くのは、かなり久しぶりです。買ったのはikbcの「CD108HB+」、茶軸のモデル。気に入っているけれど、まだ慣れていない。今はそんな状態です。

目次

薄型からメカニカルへ。買い替えた理由

これまではキーボードを選ぶなら、コンパクトさ、静かさ、デザインを重視していました。Arc Keyboardは少し湾曲した薄い本体で、場所を取らないところが気に入っていました。メカニカルやフルサイズには、それほど興味がなかったんです。

でも最近は自宅で作業する時間が増え、文章を打つ機会も増えました。そうなると、毎日触るキーボードの押し心地も気になってきます。薄型に不満が出たというより、今の使い方に合わせて、ちょっと違う道具を試してみたくなりました。

そもそもArc Keyboardをここまで長く使ったのは、文字をたくさん打つ仕事や趣味をしていなかったからです。キーボードに強いこだわりがなく、買い替えるきっかけもありませんでした。それに、壊れなかったんですよね。一部のキーは押し心地が少しスカスカになっていますが、普段使うには今も問題ないくらい健在です。15年使って「もう打てない」から買い替えたわけではありません。

ビックカメラやヨドバシカメラでいろいろ触るうちに、CD108HB+の茶軸が気に入りました。打ったときの感触も音も好みで、価格も自分には許容範囲。少し奮発してみることにしました。

ちなみにキーボードに詳しいわけではありません。これまでは軸の種類を意識して選んだことも、ほとんどありませんでした。

届いてみると、まず重い。でも打つのが楽しい

届いて持ち上げたとき、最初に思ったのは「重っ」でした。

メーカー公表値は約1kg。ずっと薄型を使っていたので、この重さにはちょっと驚きました。高価なメカニカルキーボードを買うのは初めてですが、重量感も質感も気に入っています。自宅の机に置いて使うので、持ち運ぶ重さは今の僕には問題になりません。

肝心の打鍵感も、店頭で気に入ったままでした。しっかり押した感じがあって、文章を打っていて気持ちいい。茶軸がここまで自分に合うとは思っていませんでした。今のところ、次も茶軸を使いたいかもと思っています。

その代わり、机に置くと存在感があります。フルサイズなので想像はしていましたが、「かなりデスクが埋まったな」というのが正直なところ。作業に使わないものを別の場所へ移し、置き方も少し見直しました。

僕はノートPCをデュアルモニターのサブ画面として横に置いています。キーボードを置く位置とノートPCの位置は最初に試行錯誤しましたが、今は問題なく収まりました。それでも、横に細長いデスクを足してL字にしたらもっと使いやすいかな、なんて考えています。キーボードを買っただけなのに、机のほうまで気になり始めました。

木目のデスクに置いたikbc CD108HB+を真上から撮影した写真
デスクに置いたCD108HB+。テンキーまで含むフルサイズです。

バックライトは一度点けて確認し、そのあとはオフにしました。光るキーボードはあまり好みではないので、普段は消して使っています。

右上には音量調整のつまみもあります。これ、皆さんどのくらい使っているんでしょう。僕はまだ活用できていませんが、たまに動画や音楽を聴くので、今度は意識してこのつまみで音量を変えてみたいです。便利かどうかは、それからですね。

家で打つと音が違う。そして指が迷う

店頭で好きだった音は、家だと少し印象が違いました。

「思ったより音がでかいな」。静かな自宅では、キーを打つ音がよく聞こえます。売り場では周りにいろいろな音があったので、気づかなかったんでしょうね。これは買ってから分かったギャップでした。

音が嫌になったわけではないのですが、静かな場所で使うつもりなら、売り場での印象だけでは分からない部分もあると思います。

もう一つ、使い始めて分かったのが自分の癖です。薄型のキーボードでは指を滑らせるように打っていたせいか、キーが高くなると指が浮いてしまいます。たまに手元をちらちら見てしまうし、指の動きを意識して肩に力が入っている気もします。

ikbc CD108HB+のキーを斜め横から撮影した写真
薄型から替えると、キーの高さにも慣れが必要でした。

特にバックスペースキーが、たまに指の感覚から行方不明になります。消そうとして手が止まり、目で位置を探す。慣れたキーボードなら何も考えずに押せるところなので、ここはまだ練習中ですね。押し心地はしっくりきそうな予感があるだけに、指が追いつくのを待っている感じです。

打つ感触は好き。でも、僕の指はまだ慣れていません。作業が速くなったかどうかも、今は分からないです。

フルサイズになって、右側のキー配置にはゆとりができました。Arc Keyboardでは少し窮屈で、普段は困らなくても、使うときには多少ストレスがありました。今回はそこを気にせず打てそうです。そのぶん机の場所は取りますけどね。

薄型からの買い替えで一番変わったのは、キーを押す指の動きと、机の使い方かもしれません。使う前は打鍵感ばかり気にしていましたが、実際に置いてみると、キーの高さや本体の大きさにも慣れる必要がありました。気に入ったものを買って終わり、とはいかないですね。

Arc Keyboardと比べてみると

Arc Keyboardは今でも気に入っています。少し湾曲した形が好きですし、押した感覚もそれなりにあります。ノートPCのキーボードだけで作業するよりは、僕には疲れにくく感じていました。

ただ、湾曲していてもキーは低く、僕の打ち方だと指が遊ぶときがありました。打ち間違いも、お世辞にも少なくありません。右側のキーが詰まっているのも、たまに使うと気になるところでした。長年使ってきた道具への愛着と、入力しやすさは別の話なんだなと思います。

一方、使ってきたThinkPadやSurface Laptopのキーボードは、僕の場合はArcより打ち間違いが少なく、入力も速くなります。ノートPCだから打ちにくい、というわけではないんですよね。ただ、画面とキーボードが一体なので、長く作業していると姿勢が悪くなりがちでした。今回机の配置を見直して、外付けキーボードとノートPCの位置も考えるようになりました。

それにパンタグラフも、昔のノートPCのふにゃふにゃした押し心地のままではないですよね。薄型でも違和感なく使えていました。今回の買い替えは、文章を書く時間が増えた今、違う打ち心地を試してみたかったのが大きいです。

上にMicrosoft Arc Keyboard、下にikbc CD108HB+を並べた比較写真
上がArc Keyboard、下がCD108HB+。本体の大きさとキー配置の違いが分かります。

違いをざっくり表にすると、こんな感じです。

Microsoft Arc Keyboardikbc CD108HB+(茶軸)
本体の大きさ薄くコンパクト約441 × 133 × 40mm。テンキー付きのフルサイズ
キーパンタグラフメカニカル(茶軸)
重さ持ち上げやすい軽さ約1,000g
使用感湾曲した形は好き。指が遊んで打ち間違うことも。右側はやや窮屈打鍵感が好み。バックスペースを目で探すこともあり、まだ練習中

※CD108HB+の寸法と重量はメーカー公表値です。Arc Keyboard側の大きさや重さ、入力した印象は僕の使用感です。

正直、安いキーボードでも十分だった?

実は、家電量販店でいろいろ試していて、エレコムなどの手頃なキーボードも「そんなに悪くないな」と思いました。

僕が普通に使うなら、あれでも十分だったかもしれません。詳しい人なら違いをもっと語れるのでしょうけど、僕には普通に打ちやすかったんです。

それでも、店頭で気に入ったキーボードを自分の机で使えるのはうれしいです。久しぶりの新調で、ちょっとテンションが上がっています。キーボード素人らしい感想かもしれませんが、今はそれが一番大きいですね。

自分には、このくらいの価格までが身の丈に合っていそうです。

まだ慣れていないけど、長く使いたい

音の大きさと、指が浮いてしまうことにはまだ戸惑っています。それでも、茶軸を打つ感触は気に入っています。

Arcは長く使えて、ノートPCは今でも打ちやすい。どちらにも良さがあると感じたうえで、今は新しいキーボードを選んでよかったと思っています。机の配置まで考え直すことになるとは思いませんでしたけどね。

今はまだ肩に力が入っているかもしれません。もう少し使って、このキーボードが手に馴染んだときにどう感じるか。Arc Keyboardのように長く付き合えたらうれしいですね。

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この記事を書いた人

ガジェットや暮らしを整えることが好きで、ゲームや映画、旅行なども楽しんでいます。翔ログでは、「ほどよい最適化」と「日々の体験談」を2本柱に、実際に使ったものや体験したことを自分の言葉で発信しています。

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